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【実銃解説】30年ぶりに更新!自衛隊の20式小銃(Howa 5.56)を徹底解説!

20式小銃とは

陸上自衛隊の次期主力小銃が20式5.56mm小銃に決定しました。

今回は我が国を守る新しい20式について見ていきましょう。

 

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こちらが陸上自衛隊より公開された次期主力小銃、豊和工業製HOWA5.56です。

使用する弾薬は5.56㎜NATO弾です。

f:id:Keylock:20200513162240j:plain採用が決まった今は、自衛隊より20式小銃と命名されました。

豊和工業は現在自衛隊が使用している89式小銃、またその一世代前の64式小銃も長年製造してきた歴史あるメーカーです。

防衛省による次期小銃選定の段階で、平成30年度予算で豊和工業の「HOWA 5.56」 、ドイツのH&K社の「HK416」、ベルギーのFNハースタル社の「SCAR-L」が取得されており、この3つの銃から選定が行われ、最終的にHOWA5.56が採用されました。

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[H&K製 HK416]            [FNハースタル製 Scar L]

20式はこれら新しい小銃と共通する部分が多く、近代的な銃といえます。

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[89式小銃]                 [20式小銃]

特に現在自衛隊が使用している89式小銃と比べて変わった点が多くあります。

まずは20㎜レールの存在です。

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89式(左)にはピカティニー・レールというアタッチメント(照準器や小銃擲弾など)を取り付ける小火器用の規格化されたレールがありませんでした。そのため、装備の拡張性に乏しかったのです。

しかし、20式(右)は20㎜のピカティニー・レールが4面に施されています。これによって自由に作戦に合わせて銃をカスタマイズできるようになりました。

 

次は銃床の変更です。

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89式にも空挺部隊用の屈折銃床バージョンがありますが、一般的には長さや高さが変えられない固定ストックでした。

しかし、20式は画像からわかる通り屈折銃床(ホールディングストック)で小さく折りたたむことができ、伸縮銃床(テレスコピックストック)で腕の長さに合わせて伸び縮みでき、頬あて(チークパッド)も高さが可変となりました。

これによって個人の体格に合わせてストックの形状を変えられるようになりました。

 

次にマガジンの変更です。

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89式では金属製のマガジンで残弾確認には丸い小さな穴で確認しますが、20式小銃は近代的なポリマー(樹脂)製で半透明の窓がついたマガジンが採用されています。

これにより軽量、かつ残弾も確認しやすくなっています。

 

おそらく現段階ではプロトタイプ段階なのでこれから正式配備に向けてマイナーチェンジがあると思われます。

乞うご期待ですね。

 

 

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